千畳敷カール 日本アルプスで体験する絶景トレッキングスポット

散策

千畳敷カール(Senjojiki Cirque)は、長野県の中央アルプスに位置する壮大な氷河地形で、日本有数の絶景トレッキングスポットとして知られています。標高約2,612メートルに広がる千畳敷カールは、約2万年前の氷河によって削られたお椀型の地形が特徴です。春から夏にかけては高山植物が咲き乱れ、秋には紅葉が美しい風景を作り出します。

アクセスはとても簡単で、駒ヶ岳ロープウェイを利用すれば、初心者の方や体力に自信のない方でも短時間で山頂近くまで到達できます。また、途中には眺望の良い展望台やレストランもあり、誰でも安全に絶景を楽しむことができます。

千畳敷カールはハイキング、写真撮影、自然観察に最適で、日本を代表する山岳リゾートです。日本アルプスの壮大な景色や清らかな空気をぜひ体験してください。

【体験記】千畳敷カールへの旅 ~早朝の感動と注意点~

実際に千畳敷カールへ行ってきました。その体験を分かりやすくレポートします!


早朝4時に現地到着。すでに行列が!

バスの始発が朝5時15分だったので、余裕をもって4時には現地に到着。しかし、すでにたくさんの人が並んでいて驚きました!

実際にバスに乗れたのは7時30分ごろ。かなり待ち時間が長かったですが、かわいいサルのカップルやカモシカに出会えました。


ロープウェイでは涼しさと多幸感を満喫

ロープウェイに乗ると、車窓からはあちこちで水が流れる涼やかな景色。まるで天空に昇っていくような多幸感を味わえます。

千畳敷駅に到着。標高2,611.5m、日本一高い場所にある駅です!


想像以上の絶景 写真やVRでは味わえない感動

到着した瞬間、目の前に広がる大パノラマに心を奪われます。こればかりは写真やウェブサイトで見るだけでは伝わらない感動。VRでもある程度は体験できますが、やはり本物の迫力は格別です。

自然の中に来るといつも思うのが、
『建築物のない世界が美しくて好き』
ということ。


都会暮らしの方は足元注意!

絶景に見とれて歩いていたら、早速石につまずいて転んでしまいました。普段、平らな道ばかり歩いている都市生活者の方は、ぜひ足元にもご注意ください!


初心者コースでも油断禁物

辿ったのは千畳敷駅~乗越浄土~中岳~木曽駒ヶ岳山頂を往復するコース。初心者コースとありますが、実際は岩場の急な下り坂もあって、結構怖い場所も…。特に下りは慎重に、足に負担がかからないようにゆっくり下りましょう。


帰りのロープウェイとバスも混雑に注意

帰りのロープウェイは、13時に整理券をもらって乗れたのは14時ごろ。さらに遅い時間になると、2~3時間待ちになる可能性があるそうです。計画に余裕を持ちましょう。

帰りのバスでは、みなさん揺られて爆睡。心地よい疲れを感じながら帰路につきました。


さいごに

外国からの観光客は比較的少なく、知る人ぞ知る日本人に愛されるスポットという印象です。富士山ほど有名ではありませんが、体力と興味のある方はぜひ一度訪れてみてください!


千畳敷カールでの体験、きっと一生の思い出になりますよ!

この記事を書いた人
シューニャん

「ものづくり」と「街歩き」が大好き。
東京藝術大学美術学部建築科を卒業し、建築とデザイン界隈の仕事をしています。
多子世帯で子ども達は国際交流をしており、パートナーは外資系コンサルティングファームに勤務しています。家族をサポートし、海外のお客様の来日対応、お土産選び、ホストファミリーとしての経験を積んできました。

外国の方に喜ばれるお土産選びと、東京をはじめとした日本各地の魅惑的なスポットを、日本の伝統文化や建築の歴史もまじえながら紹介します。
訪問者の皆さまの旅がより楽しいものになるよう、お手伝いできれば幸いです。
日本が世界中の人々に愛され続ける国でありますように!

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